ぎっくり腰

ぎっくり腰とはなにか

ぎっくり腰ぎっくり腰いわば急激に起こる腰痛の総称で、別名「急性腰痛症」と言います。ドイツでは、「魔女の一撃」とも言われるほど、つらくて痛いです。 「顔を洗おうと中腰になったらギクッときた」「重いものを持った瞬間に痛みが走った」などよく耳にします。また、中は咳をしただけでひどいぎっくり腰になった方もいらっしゃいます。日常生活の何げない動作で痛みが出てしまう人が多いようです。急性腰痛症とも言います。脊柱や骨盤の筋肉、筋膜、じん帯、軟骨が損傷している状態のことを言います。原因は椎間関節のねんざをはじめ、さまざまですが、ぎっくり腰は椅子に座りっぱなしの環境の人が多くかかるというデータがあります。 座りっぱなしの姿勢を続けると、体重が腰にかかってしまい、血液の循環が悪くなるので、腰に負担がかかりやすいのです。一般的にぎっくり腰は椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にはなりません。
ぎっくり腰の原因
重い物を持ち上げる、腰を捻る等の動作により生じることも多いのですが、運動不足で筋力が弱ってきたり、重労働で筋肉が疲労していたり、デスクワーク等で、長時間いすに座りっ放しなどの悪い姿勢を続けることなどが原因で発症することもよくあります。このように、筋肉等の疲労が重なることで生じる場合もよく見られます。また、朝起きるとまったく動けないというような発症のしかたもあります

ぎっくり腰の症状
主な症状は大きく分けると三つがあります。
① 仙腸関節の損傷
骨盤の関節がロッキング(動きが制限される)と同時に背筋や腰方形筋などの筋肉や筋膜が損傷されます。
② 腰椎の損傷
多くは腰椎の4番、5番が捻じれると同時に背筋や腰方形筋などの筋肉や筋膜が損傷されます。痛みは腰部から臀部にかけて痛むことが多く、腰を伸ばすことができず、寝返りなどの 動作時痛が主な症状です。
③背筋や筋膜の損傷
傷害された背筋やその筋膜が一番痛むことになりますが、腰椎や仙腸関節にまったく問題がないのに 筋・筋膜を損傷した例をほとんど知りませんから、①と②が合併しているものです

家庭のできること
ぎっくり腰になった場合、痛む所を氷嚢などで冷やし、安静にすることが大切です。そして、すぐに治療することが、ぎっくり腰の早期の回復につながります。
①氷水で冷やす。
ぎっくり腰は捻挫や肉離れのようなものと考えていただければ、 おのずと冷やすことが大切なのはわかっていただけると思います。ぎっくり腰は炎症ですから熱を発生していますので、冷やすとある程度の炎症を抑えられます。氷のうなどで患部に10分~15分くらいあてます。できるだけ痛みの少ない姿勢で 氷のうをあててください。これを2~3時間置きに一日3回程度でいいです。 ②楽な姿勢を
ストレッチや揉んだりは絶対にいけません。ぎっくり腰の時に無理な腰痛体操やストレッチをすると反って症状がひどくなります。できれば横向けになって安静してください。テーピングができる人がまわりにいるならその人にお願いしてもいいでしょう。